キカの悲しい夢

おしゃれブログ

17才 (大学ノートから引用)

今は何をしても実感がない、最悪で鬱だ。

この後どう動こうとか知らない 寝ることすらできないと思う。読書が続かない 何もしたくない 生きたくない。勉強をしなければいけないのに 

学校に行かなければいけないのに 体が動いてくれない。胸に霧がかかっている。頭の中が痒い。苦しい、くるしい。きみの部屋のタオルケットと犬のぬいぐるみの匂いを嗅いで大量の涙を流して眠くなって寝てしまえば どれだけ楽になれるのだろう。その間に私を殺してくれればいいのに。周りのことを考えないで他人を不幸にしてしまう私、逃げることが癖になってしまった。逃げた先は闇ばっかりで 進めなければ戻ることもできない。それで助けてだなんて都合が良すぎる。私がこうしている間にも 誰かが努力をしているし 絶望しているし セックスをしている。この隔離された場所でひとり カフェインとアルコールと薬で幸せの前借りをした罰、気持ちよくなった罰が後になって襲ってくる。甘くない現実 地面をしっかり踏みしめて進むことが 普通のことがいつからできなくなってしまったのだろう。こどもと大人の間で揺れる17才 変に背伸びをして格好だけつけている。早熟なきみに憧れながら。